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FF7リメイク レビュー

FF7リメイク レビュー序盤編【FF7R/感想/評価】 ムービーゲーの完成形

投稿日:2020年4月13日 更新日:

FF7リメイクレビュー
ついに「FINAL FANTASY VII REMAKE」が4月10日に発売されました。

この作品はご存知のとおり1997年にプレイステーション(PS)で発売されたファイナルファンタジー7をPS4でリメイクした作品になります。

もちろんただのリメイクというわけではなく最高峰のグラフィックと戦闘システムの一新、追加エピソードなど全くの新作と言っていいほどのフルリメイク作品です。

前回体験版をプレイし、「たぶん神ゲー」と思うほどの手ごたえを感じました。

≫【FF7リメイク体験版レビュー】ちょいアンチだったけどたぶん神ゲー

そして今回は12時間ほどプレイした時点での自分なりに思った感想レビューを述べたいと思います。体験版をプレイした時の感想レビューよりまた若干違う印象も受け、良い意味でも悪い意味でも「ムービーゲーの完成形」と感じました。

FF7リメイク レビュー序盤編

4月10日(金)夜からプレイし、就寝いたしまして朝起きて次の日の夕方までプレイした12時間ほどの時点でのレビューとなります。お花畑に落っこちましてやっとエアリスが登場した辺りになります。

グラフィックが圧倒的にやばい

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まず最初に驚いたのはオープニングムービーが体験版の時と違ってたことですね。制作者クレジットと共に、体験版よりミッドガルがより詳細に描写されたシーンが流れます。高層ビルが立ち並び、街並みも現代とさほど変わらないことがわかります。

FF7リメイクレビュー

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顔のアップになると、まつ毛や毛穴、肌質、瞳に映る背景など、実写より細かいんじゃないかと思えるぐらい詳細に描かれているのがわかります。

ビビリます。正直ここまでこだわる必要があるんだろうかと思えますね。ここにこだわった時間を他に使ったほうが有意義な気がしちゃうのは自分だけでしょうか?

FF7リメイクレビュー

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ムービーではなくプレイ画面を普通にスクショしてみました。妥協を許さないほど近くの建物から遠くの建物まで詳細に構築しているのがわかります。

どこを撮って見てもプリレンダムービーだろと思えるほどの絵になるスクショが撮れちゃったりします。

FF7リメイクレビューFF7リメイクレビュー

原作FF7とリメイクの同じムービーシーンを見比べて見ました。比較になりませんね。

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満員電車をウロウロしたりできます。満員電車で鎧着て大剣背負って髪おっ立てた兄ちゃんがいたら完全にヤバイ奴です。思わず笑ってしまいました。

周りの人は私服だからコスプレ感が際立ってしまっているようです。物凄いリアルになった代償かもしれませんね。

前代未聞の大量ムービー(ストーリー・臨場感・心理描写重視)

100ギガ近くの大容量の2枚組ということから別記事でムービーは相当多いと予想していましたが、想像以上に多いですね。体感ではゲーム部分の半分以上はムービーシーンなのではないかと思えるほどです。

道中逐一小さな出来事があるたびにフルボイスのムービーなりますね。ここまで細かにムービーを入れる必要はあるのかな?という気がします。

ですが読み込みとかは一切無く、操作可能場面からムービーにシームレスに自然につながるので思ったより苦痛ではないかな。動かせる場面でも動かしながら仲間と頻繁に会話が始まったりします。

あくまでもストーリーというものを妥協しないで重視している感じです。そして道中頻繁に仲間と会話があることで、生身の人間と冒険している臨場感を味わえる演出にもなるのかと思います。

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ムービーを頻繁に入れることによってキャラクターの心理描写も細かく描くことができていると思います。幼馴染のティファと久しぶりに再会し、同じ部屋に2人きりでいるだけでなんかソワソワしてしまいました。

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ジェシーは原作FF7ではたいしたキャラではなく、性格などもちょっとオテンバかな?ぐらいしかよくわからなかったですが、リメイクでは頻繁にからんできますね。

徐々にクラウドに魅かれているようで、抱き着いたりしますが、照れ隠しなのか「なんつって!」と言ってごまかしているようです。クラウドモテすぎだろこの野郎。

こういうノリは一部の人はギャルゲーかよと言ってる人もいるようですが、ギャルゲーやったことないですが好き嫌いは分かれるかもです。

ギャルだけじゃなくバレットの子供に対するやさしさや本当はいい奴感とか人柄も描いています。

生活感が感じられる街並み

FF7リメイクレビュー

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ミッドガルの街には沢山の人々が住んでいます。原作とは比べ物にならないくらいになっていますね。

特にスラム街には色んな人々がいます。おばさま方が井戸端会議していたり、空き地では子供が手遊びで遊んでいたりと生活感が感じられます。

こんなにも人がいると全員に話しかけるのは大変となってしまいますが、話しかけられる人物は一部の人のみとなっています。

その代わり話しかけられなくても街を歩いているだけで人々の会話が聞こえて活気を感じます。話している内容もストーリーやクエストの進み具合で変わったりもするようです。

街の人に話しかけるってけっこう作業になり人数が多いと尚更大変なのでこれはこれで良いシステムだと思いました。

戦闘が激アツだが問題点も

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この盾持った兵士とかけっこう苦戦するんですよね。盾持ってるだけあって正面から斬っても返り討ちに合うんですよ。

カウンターで崩したり魔法で攻撃したりとかけっこう考えてやらないとダメです。FF7リメイクの戦闘は適当にやってると雑魚でも普通にやられたりします。

また盾持ってさらに火炎放射してきたりするのもいます。雑魚でも油断できないから戦略が必要になってくるゲーム性が非常に良いと思います。

一つ言うならば雑魚でも死んだらその戦闘の始まる前から再スタートできてしまいます。

戦闘の途中でも負けそうだと思ったらポーズ押して時間巻き戻して戦闘前に再スタートできてしまいます。

インチキくさいなと思いました。シミュレーターじゃないんだから。死んでもデメリットが無さすぎですよ。

ボス戦ならまだしも雑魚レベルでもその仕様なので真剣さがどうしても無くなってしまいます。

戦闘が面白いだけに緊張感が薄れる仕様なのは勿体ないと思いました。

ストーリー重視で道中ムービーも多いので、何戦か前まで戻ってしまうのはキツイのかもしれませんが、そんな野暮な仕様にしないでほしいですね。なんかいい方法があったはずです。

もう一つ言うならば基本道中の敵は一度倒したらもう出てきません。(※訂正:時間が経てば出てきたりもするようです)

経験値の入り具合なども同じということです。

訓練場やサブクエストのこなし具合などで成長具合は変わるとは思いますが、1ダンジョン単位で観たらどのプレイヤーも成長や戦略の幅が同じになりがちです。

不確定要素が少ないこのような仕様はどうしてもプレイヤーの考える余地やゲーム性の幅、多様性が少なくなり単調になってしまう要因だと思います。

ボス戦闘が激アツすぎる

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序盤の強敵「エアバスター」です。ジオングではありません。手とか切り離して攻撃もしてきます。やっぱりジオングです。

FF7リメイクの何が面白いと言ったらボス戦と答えるでしょう。ヒートやバーストといった敵の状態の変化、何段階にもわかれた攻撃パターン、操作キャラを切り替えながらのアクションとターン性コマンドバトルの融合を駆使して強敵を倒すのがアツいです。

ボス戦に関してはガードスコーピオンを徹底攻略した記事が参考になると思いますので良かったら合わせてお読み下さい。

≫【FF7リメイク】ガードスコーピオン徹底攻略!強いなんて言わせない

1本道ゲーだがけっこう迷うダンジョン探索

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まだ序盤をプレイした段階ですが、今の所ストーリー主導型1本道ムービーゲーなのは確かです。

ですがダンジョン(魔晄炉)単位でいえばけっこう複雑に入り組んでいて、高低差や色々なギミックがあって探索感がありけっこう迷いました。

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魔晄炉を出ようとしたらバレットから「マテリアが落っこちてたよな拾っとかなくていいのか?」と言われたんですが、どうせたいしたマテリアじゃなさそうだし複雑なダンジョンまた探索するのは時間かかりそうだしいいやと思って無視してしまいました。

DON所長
どうやらたいしたマテリアだったようです。
ぴう助手
クリアするまで二度と手にはいらないぽいです。
DON所長
まじか。

マテリアがまだ残ってるなんて事実知らせてくれなければそもそも存在知らないわけだから元から無いと同じで悔しくないのにわざわざ知らせるおせっかいバレット。

重要アイテムなんだから後からでも取れる場所に隠してくれればいいのに。(厳密にいうと取れるらしい)

こういう基本二度と手に入らない系があるゲームと知ると、毎回必死に探索しなきゃいけない強制感がでちゃうんで勘弁してほしいです。

でも1つ思ったのは、重要アイテムでも探索すれば隠されてる場合があるということだから探索し甲斐があるということです。

最近のゲームってクエスト受注してから指示された場所行かないと手に入らないアイテムばかりじゃないですか。

クエスト関係無しの自由な探索でこういう重要アイテムが手に入るのは本来のRPGらしくて良いですね。

追加要素満載でボリュームは問題無し

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原作FF7ではミッドガル編終盤にあったようなバイクアクションも序盤にあったりして、さらに新キャラもでてきてアツいバイクバトルが始まったりします。

その他原作FF7はミニゲームがけっこうありましたが、リメイクでもその辺はもちろん増えてますね。序盤ではダーツなどもでてきました。

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追加要素のメインとしてはクエストでしょうか。

メインストーリーが1本道ムービーゲーでゲーム性の幅が無くなりがちですが、やるやらないは自由なクエストがあることで不確定要素を追加してゲーム性に幅を持たせている感じです。

クエストは少ししかやってませんが、フルボイスで描かれけっこう手がこんでいるものもあるようです。

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メインストーリーもかなりボリュームが増して描かれています。このシーンに辿り着くまで12時間ぐらいかかりましたね。

以前記事でも書きましたが、原作FF7ではこのシーンに辿り着いたのはダラダラやって1時間37分でしたよ!このことからもボリュームは問題ないと思います。

≫【FF7リメイク予習】原作を23年ぶりにミッドガル脱出までやってみたら地獄

評価:FFシリーズが目指した映画的ゲーム表現 ムービーゲーの完成形

FFシリーズの産みの親、坂口氏が求めたのはゲームで映画を目指すということでした。

原作FF7で完全にFFは映画路線にいってしまったんだと自分は別記事で書いたように失望したわけですが、坂口氏の意思は受け継がれ、FFシリーズはストーリー主導型のムービーゲーと呼ばれるようになり1つのジャンルを築きあげていったと思います。

ストーリーを重視するとどうしてもゲーム性は薄れていくことになり、否定的な意見も増え、FFブランドは低迷していった思います。

≫ FF7リメイクの前に原作FF7を知っとくべし【問題作】

それでも今回ストーリー重視なのは変わらず、ムービーも物凄い時間があると思いますが、長年一貫して映画的ゲーム表現を目指してきたことによりムービーゲーの完成形に近づいたと思いました。

ストーリーや世界観を描くというのを最重要として、それらを損なわずにいかに一定のレベルでゲーム性を持たせるかというのに成功はしていると思います。

圧倒的グラフィックでシームレスにムービーとゲーム部分を違和感なく繋いだり、基本一本道で不確定要素が少なくなり単調になるが、探索要素のあるダンジョンにしたり、クエストや、なにより攻略しがいのあるボス戦などでゲームとしての面白さを保っている印象です。

まとめ

ということで、序盤の時点でのレビュー的なものをしてみました。

今の所思ってた以上にムービー1本道ゲーで、今までのゲームだったらとっくに投げ出してるところですが不思議と投げ出していません。それだけ惹きつけるものがあるということです。

当ブログでは今の所、FF7リメイクとエルデンリングに力を入れていく感じになっております。FF7リメイクはストーリー重視型RPGの完成形、エルデンリングは願望も込めてゲーム重視型RPGの完成形と言った所でしょうか。

自分はゲーム重視型を好みますが、ストーリー重視型も圧倒的クオリティーだと引き込まれますね。もっとやり込んだ時点でのレビューも書けたらと思います。

追記:クリア後のレビューも書きました!良かったら合わせてお読み下さい。

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