【エルデンリング】ゲームプレイトレーラー考察 待つこと2年ついにベールを脱ぐ!
投稿日:2021年6月20日 更新日:
エルデンリング発表から2年の時を経て、やっと2021年6月11日に開催された配信イベント「SUMMER GAME FEST 2021」にてプレイシーンを含んだ最新トレーラーが公開されました!
今回ゲームプレイトレーラーの他、公式サイトのリニューアルや、宮崎英高氏のインタビューなども公開され、エルデンリングがどういったゲームになるのか、かなり明らかになってきました。
それらの新情報や過去の情報などを踏まえ、随所に散りばめられた暗号を解くかのように今回のトレーラーを見てみると、新たな発見を見いだせたりします。
2年待たされた分、2年分の思いでトレーラーを徹底考察してみました。
エルデンリング ゲームプレイトレーラー徹底考察
ゲームプレイ トレーラー各シーン考察
地面に手をついた腕当てを身に着けた右手に、馬がにおいをかいでいる。馬の持ち主と思われるローブをまとった女性も近づき気づいたようだ。
字幕「褪せ人は、」「帰ってくる」
「褪せ人」とは黄金樹の祝福を失い、瞳から光を無くし、「狭間の地」を追いやられた子孫のことで、主人公も褪せ人ということがわかっています。地面の手はおそらく主人公で、ローブの女性に助けられ馬を与えられたシーンと思われます。
ちなみに馬は「霊馬」と呼ばれ、霊体と思われます。
空まで届きそうな金色に輝く大樹の風景、眩いばかりの木漏れ日が大地へと降り注いでいる。
字幕「かつて失くした、祝福に導かれて」
ベルセルクの世界螺旋樹に似ているのは気のせいでしょうか?
これは「黄金樹」というもので、黄金樹の祝福を浴びた土地がありそこは「狭間の地」と呼ばれています。ここが狭間の地なのでしょうか?
違う場所から見た黄金樹などの風景や、破壊された一部時間が止まったような奇妙な神殿も。
字幕「黄金律は、どうしようもなく壊れてしまった」
右に半透明な柱みたいなのが見えます。気のせいでしょうか?謎です。
黄金樹の祝福の根源である「エルデンリング」が砕けたということがわかっています。それにより世界のバランスは壊れてしまったような感じですね。時間が止まったように建物の破片が宙に浮いていますが、飛竜は動いてます。
そして、エルデンリングが砕けたことにより、狭間の地の外にある褪せ人のもとに、かつて失くした祝福がふたたびもたらされ、狭間の地の王を目指すというのが本作の目的。(従うか従わないかは自由とのこと)
指笛らしき動作の後、青白い靄から馬が現れ飛び乗る。馬で各地の絶景ポイントを疾走。
オープンなフィールド上では「霊馬」を使用できます。使い勝手良さそうですね。
絶景ポイントが至る所にありそうです。馬に乗ったまま落下とかするのでしょうか?おそらく崖の下も行けそうな雰囲気で探求心をそそられます。
素通りしていることから敵ではなさそうです。歩くたびに鐘の音が鳴る仕様でしょうか?シュールすぎます。
馬で疾走中、何物かの集団と遭遇。死体のような大男2人が車輪のついた乗り物に繋がれ引っ張っている。大男2人の間から、馬に乗った騎士が突っ込んできて、一閃を交わす。
これはリークされていた動画にも登場してた大男ですね。やはりリーク動画は本物だったようです。何を運んでいるのか気になります。
霊馬は移動手段としてだけではなく、そのまま戦闘することができます。相手も馬に乗っている場合は騎乗戦に!どういう駆け引きができるか楽しみです。
天井から腕が沢山吊るされた部屋、目と鼻がある地面を背に梯子を登り、松明を灯しながらダンジョン探索。壺に手が生えた生物が居たり、多腕のモンスターと遭遇し戦闘。
字幕「褪せ人よ」「お前もまた、エルデンリングを求めるのか」
腕が吊るされている奇妙な屋敷。おそらくデビュートレーラーで登場した多腕の老人(アシュラマン)が自分の体に植え付ける用と思われます。
人面地面ですね。生き物なのか抜け殻なのか、そういう造形の地面なのか。
米掲示板Redditのエルデンリングのスレッドでは、この壺が大人気のようです。たしかにかわいいですね。
ボスではなさそうな多腕の敵ですね。今回それぞれのエルデンリングの欠片を得て狂った英雄がボスで「デミゴット(半神)」と呼ばれています。ボスのデザインは部下たちのデザインにも反映されているとインタビューで言っているので、デビュートレーラーで登場したアシュラマンはボス(デミゴット)であり、この敵はアシュラマンの部下と思われます。
上空から多角のモンスターが降ってきて激しい戦闘が始まる。
字幕「愚かな野心の火に焼かれ」「ならば、その火ごと消してくれよう」
ただの石槌ではないですね。エルデンリングの欠片で作ったのでしょうか?そして、後ろの入り口に靄がかかっているのでなんらかのボスと思われます。色が茶ですが意味があるのでしょうか?
剣に魔法をかけると青白く輝く長剣になり、多角のモンスターに振りかざす。一瞬ローブの女が映る。
「戦い、」「そして死ぬ」
剣に魔法を付与して攻撃しているような感じですが、「戦技」の1つという可能性もある気がします。
冒頭で登場したローブの女性ですね。目が映ってないので、おそらく目が見えない。かぼたん(火防女)的存在の可能性が高いです。
とても超えられそうもない崖にめがけて馬で疾走し突っ込む。馬に乗って信じられないほどの大ジャンプ。
字幕「それは終わりなき呪い」
崖の下に青白いエフェクトがかかってますね。特定の場所では大ジャンプができるとのことなので、大ジャンプポイントと思われます。
馬からそのままジャンプで飛び降り盗賊達に切りかかる。華麗に回転斬りして後方に宙返り。
霊馬から飛び降りてそのまま切りつけます。飛び降りた瞬間霊馬は消えてますね。
これは「戦技」の可能性が高いですね。ダークソウル3から戦技が使えるようになりましたが、今回は武器固定ではなく戦技を自由に付け替えることができます。1つの武器に戦技は1つ付けられ、戦技の種類は100程度とのことです。
夜の黄金樹を背に、たき火して野宿。狼騎士が遠吠え。
オープンなフィールドにある休憩ポイントでしょうか?「篝火」のようですが、剣が刺さってないので篝火とはまた違うのかも知れません。
完全に「ベルセルク」に影響されてますね。この狼騎士かなりカッコイイ。ちなみにダークソウルの時は明らかに「彼岸島」に影響された場面がいくつかあります。
キューブを使うと青白いエフェクトが。2人の青白い戦士が召喚され共闘。
今回「霊体」と呼ばれる仲間がいて、オンラインの霊体の他、オフライン霊体(NPC)もいます。このキューブ上のアイテムを使って呼ぶことができるようです。
オフラインの霊体は敵ベースで作られており、盾役、弓役、囮など戦略的な活用が可能です。探索によって獲得できる収集要素であり、成長要素もあるとのことです。
四つの翼を持つ巨大な竜が大量の炎をまき散らす。赤光りした雷魔法の追撃を、疾走しながら2段ジャンプで交わす。
ソウルシリーズでは必ず巨大な翼竜が登場しますが、今回は4つの翼が生えていて、炎の量もすごそうです。
魔法攻撃もしてくるとはかなり手ごわそうですね。2段ジャンプのようなアクションをしてかわしています。
狼騎士が赤い閃光を放つ激しい戦闘。赤髪の黄金騎士が義手と兜を装着し、兵士を片手でぶん投げ一突き。
字幕「だが英雄は、王は、」「そこからしか生まれない」
先ほど登場した崖の上で吠えていた狼騎士はかなり激しく俊敏な動きをしていますね。デミゴッドか、もしくはプレイヤー以外の褪せ人か。
剣に柄はついてなく刃そのもを持っています。デビュートレーラーにも登場していた赤髪の黄金騎士ですが、一人で旅をしているような印象を受けます。プレイヤーの他にも何人かの褪せ人が、自分たちをかつて見捨て、今は砕かれているエルデンリングの元に戻るろうとしており、王を目指すその1人かもしれません。
パリィの進化系でしょうか?片手で放り投げてます。とんでもない腕力です。
手が映り、老人が映り、戦闘態勢に入る甲冑の戦士。老人のローブがはだけ、肩から無数の腕があらわになる。思ったよりも巨大な老人。金色の斧を地面に叩きつける。
字幕「…のう」「褪せ人風情が」「不遜であろう」「地に伏せよ」
見覚えのある爺が!(婆の可能性も)
鎧の描写が驚くほど細かいですね。
デビュートレーラーで登場していたアシュラマンの最終形態でしょうか?体のバランスがむちゃくちゃです。身分の高そうな衣装をしていますし、間違いなくデミゴッドでしょう。
個性豊かな強敵達との死闘。ダークソウルのスモウらしき姿も。
中ボスでしょうか?有刺鉄線なのかバラのトゲのようなものなのかわかりませんが、触れただけでも痛そうです。
普通に2翼の龍もいるようです。
ダークソウルの凶悪ボスの代表格「スモウ」にそっくりです。頭が噴火してさらに凶悪そう。相方「オーンスタイン」的な人はいるか気になります。
黄金樹の守護神的なボスでしょうか?
3人組みに忍び足で背後から近づき、容赦なく斬りかかる。
今回「ステルス」アクションが可能になり、時には不意打ちすることも戦略の1つとなります。
杖から放たれる強力な魔法攻撃。青白い息を吐きながら空中を闊歩するトナカイ。椅子に座っている女性の背後には屈強な騎士が護衛。クモのような手のモンスターなど、場面が目まぐるしく展開する。
強力そうな魔法を放っていますが、放った先のモンスターは、先ほどの鎖に繋がれて乗り物を引いていたモンスターに似てます。
霊馬の次は霊鹿でしょうか?馬鹿?鹿ではなくて完全にトナカイでした。サンタクロースは北欧神話がモチーフという話もあるので、もしかしたらサンタさんらしきボスも登場するかもしれません。
誰?
後ろの絵はかつての王でしょうか?左の壁の角に血のようなものが着いているのも気になります。
兜を脱がず読み物を一生懸命読んでるということは、兜を脱ぐ暇もないほど焦っているか、ただのおっちょこちょいかのどちらかです。
手の様なクモ、クモの様な手。恐怖です。
よく見ると車輪が付いてるので乗り物に顔がくっついてます。恐怖です。先ほど紹介した人面地面に顔が似てる気もします。
誰の瞳かはっきりしませんが、黄金樹の祝福を受けたものは黄金の光を宿すとのことなので、祝福を受けた瞳でしょう。
誰?
裸の男はプレイヤー?生贄なのか?新たな力を得る為の儀式なのか?それにしても手の表現が多すぎます。
先ほどの護衛の騎士が、羽生えて襲ってきたようです。恐怖です。
再び多腕の老人との場面。激しい戦闘が始まります。
字幕「エルデンリングを掲げよ」「…我らすべてのために」
アシュラマンとの最終決戦。この迫力は完全にデミゴッドの風格を感じます。
ゲームプレイトレーラー 全体考察
トレーラー全体を見終わった時の感想は、「すごい」の一言につきます。画面からそんじょそこらのゲームではないことが伝わってきます。
マーティン氏とのコラボもあり、世界観はより重厚になり、深みを増していることが画面からも滲み出ています。
このトレーラーでは、随所に「手」に関連することが多いのが気になります。
最初のシーンで、倒れている主人公と思われる腕、天井に吊り下げられている腕、黄金騎士の義手、手の化け物の数々。
それはゲーム全体として「手」が重要な意味を持つのか、ゲームの一部分をピックアップしているから多く映っているだけなのか。
どちらかというと、デミゴッドと思われる多腕の老人が支配するエリアを多くピックアップしているので、手に関連する映像やモンスターが多く映っている可能性が高いのでは。
義手を装着した黄金騎士は、多腕のデミゴッドにもぎ取られ体の一部に植え付けられてる可能性もありますね。
数々の個性豊かで一癖も二癖もありそうな敵が登場しています。
スモウらしき敵もいることから、今までのシリーズの集大成というかパラレルワールド的に似たモンスターやNPCがもっといるかもしれません。
戦闘のテンポもダークソウルと比べてアップしている感じで、戦技や馬からのジャンプ攻撃など、アクション性も増している感じです。
それでいて、アクションの技術だけに頼った戦闘ではなく、ステルスやNPCとの協力、工夫次第で何通りの戦略がある自由度の高い戦闘ということで、穴がないですね。
そして、霊馬にまたがり広大な世界を疾走し、数々の絶景が垣間見えるシーンを見ると探求心をそそられます。
フロム作品の神髄は未知の探索感、手探りで糸口を見つけていく昔の古き良き時代のRPGなどが持っていたあの感覚なんですよ。
重厚で奥深いストーリーも決してプレイヤーに押し付け探索をじゃまするものではなく、断片的に感じ取って、プレイヤーそれぞれがそれぞれの感じ方でそれぞれのストーリーになっていくんです。
自分の意思で動いている感覚、本当の自由、自分の体験と思えるナラティブゲームだから面白いんですね。
≫ナラティブとは?ゲームの面白さの鍵となるか?ドラクエ ロトシリーズに学べ!
まとめ
今回のトレーラーは、ユーザーを2年全裸待機させてしまったというのもあり、エルデンリングの魅力をしっかりと伝えようという気合がうかがえる素晴らしいトレーラーでしたね。
これでもまだまだ知らされていない魅力が山ほどあるはずなわけで妄想が尽きません。
トレーラーやインタビューを見ると、昨今の斜め上に行ってしまっているRPGを、これが本当のRPGだというのを全世界に見せつけて正してくれる作品だと思っています。
このブログで色々ゲームについて文句を言ってきましたが、自分にとってはエルデンリングは救世主です。
信者の妄想と思うかもしれませんが、エルデンリングは神でもなんでもなく、これが本来のRPGで、RPGが普通に進化していったらこうなるべきだろうというRPGの当たり前の姿なのです。
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