【ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 レビュー】ゲームとして 置き時計として インテリアとして
投稿日:2021年12月5日 更新日:
初代「ゼルダの伝説」が発売されて35年。今や誰もが知ってる世界的な名作が「ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説」となって帰ってきました!
手のひらサイズですが内容は充実しており、「リンクの冒険」「夢を見る島」「バーミン」さらに海外版なども入っている超豪華仕様のいたれりつくせり!
1年前に発売された、マリオより置き時計としての使いやすさもアップしており、インテリアとしてオシャレでオシャンティーに使えます。
開封の瞬間から、ディティールや仕様、各種ゲームのレビューや裏技、置き時計としての飾り方まで、徹底的にレビューしています。
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 基本情報
商品情報
商品情報 | |
商品名 | ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 |
発売日 | 2021年11月12日(金) |
希望小売価格 | 5,480円(税込) |
セット内容 | ゲーム&ウォッチ本体、USB充電ケーブル |
サイズ | 縦67mm × 横112mm × 厚さ12.5mm |
重量 | 約68g |
画面 | 2.36インチ フルカラー液晶 |
時計機能 | USB Type-C™端子から給電中は常時表示が可能。 また給電中でないときも、「AUTO SLEEP」機能をオフに設定している場合は常時表示が可能。 月差±30秒 ※気温25℃で使用した場合 |
内臓バッテリー | リチウムイオンバッテリー/USB Type-C™端子から充電 ※内蔵バッテリーの取り外しはできません。 |
バッテリー持続時間 | 約3時間の充電で約8時間のゲームプレイが可能。 ※目安の時間です。本体設定や使用状況によって変化します。 ※充電には、「ニンテンドーUSB ACアダプター」(別売)が必要です。 (動作は保証してませんが他社製品でも可) |
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説とは?
1980年に発売された任天堂初の携帯ゲーム機シリーズ「ゲーム&ウオッチ」にゼルダの伝説バージョンが登場。昨年スーパーマリオブラザーズバージョンが発売され話題になりましたが、その第2弾になります。
内臓リチウムイオンバッテリーで、電池交換不要。2.23インチ フルカラー液晶になっており、当時は実現できなかった8bitのゲームが実行可能。いつでもどこでもゼルダを楽しむことができます。
ファミリーコンピュータ ディスクシステムで発売した初代「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」に、ゲームボーイで発売した「ゼルダの伝説 夢をみる島」、ゲーム&ウオッチの「バーミン」がリンクバージョンで遊べます。それぞれのゲームは海外版も収録。手軽に遊び分けることができます。
もちろん時計機能も搭載されており、ゼルダの伝説をモチーフにしたゼルダ時計と、リンクの冒険をモチーフにしたタイマーを搭載。どちらもリンクを操作して遊ぶこともできます。
今回付属のスタンドも付くので置き時計としても使いやすくなったり、お馴染みの隠し待ち受け画像や隠しコマンドなども搭載で遊び心満載です!
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 開封レビュー
開封の儀 感動の開けちゃう瞬間
今回も木漏れ日が降り注ぐ中、Amazonで密かに予約しておいたゼルダゲームウオッチを開封するところからレビューしていきたいと思います。
箱:表面
箱:裏面
眩いばかりの光が降り注ぎ、箱を黄金色に照らします。実に神々しい。後光じゃ。
カバーをスライドさせたらバーミンデザインの箱が現れました!マリオの時と同じです!この箱は捨ててはいけない奴です!
内箱が現れました。ゼルダの象徴である黄金の大三角「トライフォース」が描かれています。マリオの内箱より凝ってますね。しかし、この内箱の凄い所はこれだけではないのです。詳細は後ほど。
箱の中身を全部ぶちまけてみました。トライフォースの部分にはUSB Type-C™端子に接続可能なUSB充電ケーブルが入っています。ボタン電池の時代は終わりました。
そして今回、マイニンテンドーゴールドポイントが300ポイント貯まるコードが付いています。何気にいいですね。
レトロ美しいフォルムとディテールをチェック
カラーが黄緑になってゼルダっぽくなっています。マリオでは十字ボタンが追加され、さらに今回ゼルダではSELECTボタンとSTARTボタンも追加されました。
元祖ゲーム&ウオッチとファミコンのコントローラーが合わさったようなレトロかわしいデザインがたまりません。
右側面部は電源と、USB Type-C™端子があります。今回ゲームプレイ中に電源を切っても再び電源を点ければ続きからプレイできる優れものです。
左側面にはスピーカーが。ここから音がでます。
電源を入れるとリンクのイラストと共に「PRESS TIME BUTTON」と表示されます。実はこのイラスト、購入時初めて電源を点けた時しか表示されないようです。
マリオの時と同じで、今回もこのイラストを見れる方法があるはずです。詳細は後ほど。
裏面にはトライフォースが描かれていますがただの模様ではありません!最初気づかなかったのですが電源がONになっている時光るんです!これはにくい演出です!
ゲーム&ウオッチ マリオと元祖ゲーム&ウォッチとも比較
マリオはCERO A(全年齢対象)なのに対し、ゼルダはCERO B(12歳以上対象)になってますね。普通に小学生の時やってましたけど。
マリオはゲーム3種と時間なのに対し、ゼルダはゲーム4種とタイマーと時間なので明らかにパワーアップしてます。
こんな所にもイラストが描かれてのか。
内箱の違いはこんな感じです。ゼルダの内箱には驚くべき秘密が!詳細は後ほど。
元祖ゲーム&ウォッチ ポパイとも比較していきます。元祖ゲーム&ウォッチはワイドスクリーン時代のもので画面が少し大きいですね。形状や大きさと厚みは全く一緒です。
上記でも言いましたが、ゼルダではSELECTボタンとSTARTボタンも追加されたのでもうファミコンのコントローラーですね。
ポパイは左にイラストが描かれていますが、マリオとゼルダにはないのに気がつきました。イラストがあったらよかったですね。
ご覧のように裏面には決定的違いがあります。
各種ゲームは海外版も収録
右上の「GAMEボタン」でゲーム選択画面を表示させ、十字ボタンでプレイしたいゲームを選択できます。
そして今回、海外版のゼルダの伝説、リンクの冒険、夢を見る島も選ぶことができるんですね。ただ外国語になっただけではなく、グラフィックや音楽、ゲームバランスなども違ってたりします。
例えば日本語版ゼルダの伝説はディスクシステムで発売されたので4和音なのに対し、海外版はファミコンで発売されたので3和音になってますね。
遊べるゼルダ時計
12時間で世界を救う
真ん中の「TIMEボタン」で時間を大きく表示させられます。リンクが12時にハート3つでスタートし、成長しながらフィールドやダンジョンを12時間かけて駆けずりまわり、ガノンを倒すまでの冒険を追っているという前代未聞の時計です。
昼と夜でフィールドの色が違ってたり、スクロールはできませんがリンクを操作することも可能です。
時刻に隠されたヒミツ
特定の時刻にはちょっとしたイベントが発生します。発見する楽しみもありますね。こまめにチェックしたくなっちゃいます。
また、ゼルダ時計の表示中は常に時計の「チック音」が鳴っていますが、「Aボタンを5秒間長押し」することで、通常のBGM/SEが鳴る「サウンドONモード」に切り替えることができます。
11種のスリープ画面を探そう
3分間何も操作しないで放置しておくと自動的にスリープしますが、画面が暗くなる間際の数秒間イラストが表示されます。
そのスリープ画は、プレイしているタイトルや状況によって異なり、計11種類隠されています。全部見つけるのはなかなか難しそうです!
(充電中や、スリープ設定OFFにしているとスリープしません)
置き時計としても使いやすくなった
上から3つ目の「PAUSE/SETボタン」はゲームプレイ中ならば一時停止し、音量、画面の明るさ、時刻の設定、オートスリープの設定を行えます。
前作マリオの場合オートスリープは3分固定で充電中以外はスリープしてしまい時計が見れなくなってしまってましたが、今回は設定で3分かOFFかを選べるようになりました。
なんということでしょう!内箱の底には図解が描かれているではないか。どうやらこの内箱はただの内箱ではなくスタンドになるようです!
図解のとうり左右を立て、真ん中を下に持ち上げてハメます。
本体をハメてみました。まったくヘタることなくしっかりと支えてくれます。
オートスリープをOFFにできることにより充電ケーブルをささなくても置き時計として使いやすくなっていますが、フル充電で8時間ほどで無くなってしまうので長時間時計として使うにはどのみちケーブルをさしておくほうがよいでしょう。
しかし、付属のUSBケーブルが上記写真上のように極端に短いのです。これだと置く場所が限られてしまいます。自分は上記写真下の2mのUSBケーブルを使っています。これで大抵の場所に設置可能です。
USBケーブルは付いてますが、充電にはUSB ACアダプターが必要です。大抵の人はすでに何かしらお持ちだと思いますが、持ってない方は別途購入する必要があります。
任天堂純正品は動作が保証されているので安心です。他の用途でも仕様する方は、どうせならもっと高性能なものを購入してもいいかもしれませんね。おすすめのUSB ACアダプターも紹介しておきます。
ゼルダ置き時計が完成しました。時と言う名の冒険のはじまりです!
自分はAmazon.co.jp限定オリジナルアクリルスマホスタンド同梱版を購入したのでプラスチック製のしっかりとしたスマホスタンドも付いてました。
これもなかなか良さそうですね。箱よりも頑丈そうだし気分で使い分けたいと思います。
これはもうインテリアです
玄関に設置してみました。出かける際に靴を履きながら時間を確認できるのは意外に便利です。
好きなものを置いている趣味の部屋なんかがあると、新しい仲間として迎えてもいいですね。
出窓なんかあると置きたくなりますね。木漏れ日が降り注ぐ中、リンクが冒険と言う名の時を刻み続けます。
ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説 ゲームレビュー(裏技も紹介)
ディスクシステム不朽の名作「ゼルダの伝説」
ディスクシステム第1弾で発売された言わずと知れた不朽の名作「ゼルダの伝説」です。
今思うとある程度攻略するダンジョンの順番も自由で、謎解きや探索感などが今でいうソウルシリーズに通じるものがある気がしますね。
この当時にこんなアクションRPG的なゲームが発売されればそりゃー売れるでしょう。
ゲーム研究所のレアキャラうちゃ助手にやらせてみました。
盾のみで奥へ奥へと無謀な冒険へ出かけるうちゃ助手。
スタート直後の洞窟に入ればジジイから剣を貰えますが、必ずしもプレイヤーは洞窟に入るとは限らないんですね。だからといってゲーム側が強制的に剣を渡すんじゃなく、ちょっとしたことでもプレイヤーが自分の考えで取った!と思わせることが大事なんですよ。
自分の意思で動いている感覚が大事なわけで自分自身が冒険している感覚、自分の体験になるんですね。「自由とは自分の意思で動くこと」ですから。
ちなみに一部のジジイには攻撃することもできて、攻撃したら反撃されてビームを放ってきた記憶があります。流石にやっつけることはできませんが、NPCに攻撃できるという今でいうオープンワールドゲームに通じるものがありますね。
余談ですが、その後うちゃ助手は学校にゼルダを持って行き見せびらかしたそうです。
ゼルダの伝説 裏技
- ファイルを選択して最初から始めるとき「Aボタンを5秒間長押し」で、最初から「ハートMAX」。
- GAME OVERになったときに「Aボタンを5秒間長押し」で、途中からでも「ハートMAX」。
- プレイヤーネームを「ZELDA」と入力することで、最初から「裏ゼルダ」。
- サブ画面を開き「Aボタン+Bボタン+STARTボタン+SELECTボタンを同時押し」でタイトル画面からスタートできるセーブ。
- 防御力の高い魔物「ポルスボイス」をSELECTボタン長押しで一撃で倒せる。
伝説が再び「リンクの冒険」
懐かしの「リンクの冒険」ですよ。小学生の頃、予約もしてないのに近所の「おもちゃのまつもと」を通ったら、「リンクの冒険とっといたよー!」って感じでおっちゃんに呼び止められて買ったなー。常連だったし、もともと買うつもりだったけど。
フィールドを移動中、敵のシンボルに触れると横スクロールの戦闘画面に突入します。シンボルエンカウントシステムを採用した初めてのRPGかもしれません。(違うかも)
今のドラクエとかでも採用してるシステムですからね。ゼルダシリーズでは異色のシステムで、フィールドによる移動と、横スクロールによる高さの概念があるシビアな戦闘になってます。
前作より謎解き要素は薄まって、アクションゲーム要素が高まった印象です。リンクの冒険で一番印象に残っているのがラスボスとの戦闘ですね。自分自身と戦っているようで激アツです!(ほぼネタバレ)
リンクの冒険 裏技
- ファイルを選択して最初から始めるとき「Aボタンを5秒間長押し」で、最初から「LIFE」「ATTACK」「MAGIC」がMAX。
- GAME OVERになったときに「Aボタンを5秒間長押し」で、途中からでも「LIFE」「ATTACK」「MAGIC」がMAX。
- フィールドもしくはサブ画面を開き「Aボタン+Bボタン+STARTボタン+SELECTボタンを同時押し」でタイトル画面からスタートできるセーブ。
ゲームボーイの名作「ゼルダの伝説 夢を見る島」
ゲームボーイで発売された「ゼルダの伝説 夢を見る島」です。この作品は単なる移植ではないリメイクも発売されていて、ゲームボーイカラー版とSwitch版もあり、計3バージョン存在します。
ゲームボーイ版はバーチャルコンソールなどで配信されていないので、それが手軽にプレイできるだけでも価値があるのではないでしょうか。
ストーリー的にはスーパーファミコンで発売された「神々のトライフォース」の後日談的続編にあたります。
夢を見る島だけ画面比率の変更ができ、ゲームボーイ仕様にすることもできます。
夢を見る島は初プレイになります。最初、元々自分の盾ですが盾を貰うことからはじまります。盾を貰わずに外へ出ようとすると呼び止められ、盾を貰わない限り外へ出られないようです。
これは出れてもいいじゃんと思いました。おかしいと思ってどのみち戻って来るはずだし。これだと若干自分の意思と反した強制感がでて不自由を感じるかもしれません。
ゲーム研究所的にベストを考えるならば、盾で敵を押すことができるので、敵みたいな人を出口に配置して、盾で押さない限り外へ出られないようにすればいいのではないでしょうか。
盾の使い方を自然と学びつつ盾を取り忘れることもなく強制感も感じないチュートリアルになります。
ドラクエの最初王様の部屋に閉じ込めてカギの使い方などを覚えさせることと同じですね。
盾だけで外に出て、剣を探しにいきます。最初、盾で敵を押せることを知らずに10分ほど何処へも行けず彷徨ってましたが、なんとか剣ゲット!
初代ゼルダは放り出され、ある程度自由にどこからでも行けますが、夢を見る島は良くも悪くもストーリー重視な傾向になってますね。フクロウが行先を教えてくれたりもします。
アイテムの使い方を覚えつつ謎解きをしたり、ゼルダっぽさはもちろん健在です。まだ序盤しかやってませんがやりごたえありそうですね!
夢を見る島 裏技
- ファイルを選択して最初から始めるとき「Aボタンを5秒間長押し」で、最初から「ハートMAX」、さらに冒険のはじめに入手する剣が最初から「Lv.2」。
- GAME OVERになったときに「Aボタンを5秒間長押し」で、「ハート全回復」で再スタート。「夢をみる島」では、後から「ハートMAX」に切り替えることはできません。
- プレイ中いつでも「Aボタン+Bボタン+STARTボタン+SELECTボタンを同時押し」でタイトル画面からスタートできるセーブ。
リンクになった「バーミン」
元祖ゲーム&ウォッチで発売されたダブルハンマーのモグラたたきゲーム「バーミン」です。「ボール」よりもテンポが速く、モグラは潜ってるので慣れるまで顔を出すタイミングがつかみにくく難しいかもしれません。
ちょっとした時間に手軽にやれるゲームなので、高得点を狙ってついついやってしまってやめられなくなりますね。シンプルだけど面白い!隠し難易度は激ムズです!
バーミン 裏技
- タイトル画面で「Aボタンを5秒間長押し」で、隠し難易度の「GAME C」が遊べる。
遊べるタイマー
今回新たな機能としてタイマーが加わりました。1分単位で最長10分まで計測することができます。自動で動いているリンクは動かすこともでき、これはタイマーとして使うよりも敵を何匹倒せるかを挑戦するゲームですね。
3ステージから選べ、各ステージごと1分単位で結果を記録できるのでチャレンジしたくなっちゃいます。
遊べるタイマー 裏技
- タイマー時間の設定画面で「Aボタンを5秒間長押し」で、特別背景で21体の魔物を倒すまでの時間を競う「タイムアタックモード」が遊べる。
- タイマーの計測終了後、結果画面で放置していると妖精が現れる。最大7匹増える。
- ステージを神殿にして敵を37体倒すと「黒いリンク」が出現する。
まとめ
置き時計としてインテリアとして、もちろんゲームとしてもボリューム満点でガッツリ楽しめます。
歴史を築いた世界的ゲーム ゼルダを未プレイの方は、できればハートMAXなどの裏技は使わずガチでクリアしてほしいですね。ガチでクリアしないとあの達成感は味わえませんから。
ゼルダをプレイしたことある方でも、思い出のゲームをいつでもプレイできて飾っておけるだけでも価値があると思いますよ。
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